今迄の栽培実績をベースにまとめました。使用の鉢は、12号鉢で土容量 13〜15L程度の鉢です。植付したまま、非常時(台風等)人が持ち運べるサイズとしています。
植付で最低限必要な物。
鉢底石は土の再生時、篩い分けが手間なので入れていませんが、気になる人は入れて下さい。
鉢 | 12号鉢、土容量 13〜15L程度が使い易い。 果菜から葉菜まで栽培し易く、植え付けたまま持ち運び出来る大きさ。 |
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土 | 中クラス以上の土を推奨。花と野菜の培養土で、元肥入りが多いが元肥の量は明記してない。野菜用で使うには元肥が少ない感じ。元肥入りの場合、実績では緩効性肥料を規定量の半分入れている。専用土であれば安心であるが、同じく元肥の量は不明。 | |
元肥 | 栽培期間の長い元肥用は、顆粒で肥効が2〜3か月長期に続く緩効性肥料が使い易い。 | |
追肥 | 追肥は、液肥が使い易い。定期的に希釈液を土の上から浸透させる様にして使用。(穴を掘って顆粒うの肥料を入れる方法も有り。) | |
苗・種 | 栽培したい苗、又は種。栽培植付時期に合ったものを選定する。 | |
手工具 | ハンドショベル・バケツ・如雨露等 一般的な園芸用品。 |
新規植付手順は以下です。
@購入土 | A苗・種の準備 | B元肥の準備 | C土入れ | D植付完了 |
鉢1個分の土を用意する。鉢の容量が13〜15Lなので、1袋14〜15L程度が丁度です。 | 栽培したい苗、又は種を準備します。 栽培時期に合った苗・種である事が重要です。 |
元肥入りの土でも、野菜では肥料が足りないので、規定量の半分程度入れれば安心。 無しでスタートして早目に追肥で補充する方法も有り! |
土を入れながら、肥料を3〜5回に分けて土とサンドイッチしながら入れます。 苗を植付ける層迄に肥料を入れ終わります。 |
苗をポットから移し、鉢中央に置いて、周りに土を被せ、軽く押さえて完了。最後に鉢底から少し水が漏れる程度迄水を与えて完了! |
1)天日乾燥 : 栽培終了で 茎・葉・根・土 をカラカラになる迄天日乾燥させ、寄生した病害虫等を殺菌します。約1〜2カ月前後で完了。
@栽培終了 | A土の排出 | B茎・葉 被せ | C天日乾燥開始 | D天日乾燥終了 |
栽培終了した茎・葉・根 を再生する為、茎を根元から切り土と分けます。 | 土を天日乾燥コンテナに移し根を残したまま、平らに解しながら均します。 | ミニトマト等の茎の芯がしっかりした物は、茎を約3Cm程度に選定ハサミでカット。 イチゴの様な枝葉の野菜、葉菜等はカット無しでOK! |
雨が入らず、蒸気は逃がす様、透明の上カバーを付けて約1か月前後放置。 途中一度土を動かし上下入れ替える程度。 |
土はカラカラに、枝葉はパリパリになり、握れば簡単に潰れます。 茎は乾燥状態で残ります。 |
作業時間、約30分/1鉢 程度。この工程は土を安定させる為に必ず実施しています。
2)自然養生 : 天日乾燥後、堆肥等混合加水し、堆肥等に存在する微生物を利用して好気分解させます。約2〜4ヶ月で完了。
@天日乾燥終了 | A堆肥他追加混合 | B加水撹拌 | C養生容器へ移動 | D養生放置開始 |
カラカラの乾燥状態で、天日乾燥終了。 | 適度な堆肥他を入れ撹拌混合。写真は、堆肥と余った米ぬかを入れている写真。米ぬかは無くてもOK。 | 加水し、握って塊り、潰せば簡単にバラバラになる程度の水分に調整。堆肥の微生物を利用し、好気発酵させます。 | 養生容器に移し替えます。 土の水分が多過ぎると嫌気発酵となり悪臭が発生するので注意。 |
養生期間は3〜5ヶ月程度。 途中、1〜2回水分補給と撹拌を行う程度です。 |
上の写真の作業時間、約30分/2鉢 程度。この工程が再生土のポイントと考えます。上の方法は参考程度です。もっと良いオリジナル方法を開拓して下さい。
2回目以降は再生土での循環栽培です。初回より養生期間中に微生物活動も活発になり、野菜の生育が良くなる場合が多いです。
@再生土の用意 | A苗・種の用意 | B元肥準備 | C土入れ | D植付完了 |
養生終了した土を用意します。養生期間で葉は殆ど無くなりますが、茎の固い部分は残ります。分解に1年以上かかります。(そのまま使用) | 栽培したい苗、又は種を準備します。 栽培時期に合った苗・種である事が重要です。 |
元肥を規定量(肥料の裏に記載)より、土の様子に応じて調整します。土が肥えていそうな場合、減らします。 | 土を入れながら、肥料を3〜5回に分けて土とサンドイッチしながら入れます。 苗を植付ける層迄に肥料を入れ終わります。 |
苗をポットから移し、鉢中央に置いて、周りに土を被せ、軽く押さえて完了。最後に鉢底から少し水が漏れる程度迄水を与えて完了! |
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